赤ちゃんの肌はとてもデリケートで皮膚トラブルを起こしやすいです。我が子の皮膚トラブルで悩まれる方は多いでしょう。

人の皮膚は、皮脂膜で覆われていて、肌をバリアしてくれています。この皮脂膜が、乾燥したり、傷ついたりしていると、バリア機能が低下し、外からのほこりやバイ菌などの外部刺激にさらされてしまいます。

赤ちゃんの皮膚は薄く、厚みが大人の約半分しかありません。乾燥していなくてもバリア機能が未熟で、少しの刺激でも炎症を起こしやすい為、赤ちゃんには毎日こまめにスキンケアしてあげることが大切です。

また、赤ちゃんの時に皮膚の乾燥や湿疹が続くと、幼児期やその後、アトピー性皮膚炎やアレルギーになることが多いことがわかっています。成長するにつれて色々なアレルギー症状になってしまう、アレルギーマーチを引き起こしやすくなることも、明らかにされています。

今の乾燥の予防の為にも、将来の為にも、赤ちゃんのスキンケアはとても重要です。

参考サイト： 独立行政法人環境再生保全機構「最新の研究から学ぶ アレルギーマーチの進行を抑えるためには」

乳児湿疹とは、1歳頃まで赤ちゃんの肌にできる湿疹の総称です。

乳児湿疹のケアは、以下の2点がポイントです。
①赤ちゃんの肌を清潔に保つこと
②保湿をし、赤ちゃんの肌をバリアすること

①赤ちゃんの肌を清潔に保つこと

まず、赤ちゃんの肌を清潔に保つことが大切です。肌には、目に見えない雑菌や汗、ダニやカビといったアレルゲンなどが付着しています。毎日洗って清潔にし、よだれや汗、食べこぼしなどは、こまめに除くようにしましょう。

②保湿をし、赤ちゃんの肌をバリアすること

皮膚の外側が乾燥していると、ほこりやバイ菌など、外からの刺激にさらされてしまいます。
保湿をし、皮膚のバリア機能を高めることで、外部の刺激から守られ、また、内側からの保湿力も強くなります。
こまめに保湿してあげるとよいですが、バリア効果が長く続くスキンケア商品を使うこともおすすめです。

参考サイト： 独立行政法人環境再生保全機構「アレルゲン対策」

赤ちゃんのスキンケアは、

を基準に選ぶとよいでしょう。

赤ちゃんの肌の保湿は、冬に限らず1年中必要です。また、1日に数回（お風呂上がりやお着替えの時間など）こまめに塗ることが大事です。
そんな時、バリア効果ができるだけ長く続いてくれるスキンケア商品は、ママパパの負担を軽くしてくれます。

また、産院や病院で使用されている商品は、お医者さんにも認められている商品で、安心して使用することができます。

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